講師・鷹野晃氏の添削教室

会員が講座(撮影会)以外で撮影した作品を、講師の鷹野晃氏が懇切丁寧にアドバイスするコーナーです。

前回までの添削教室に掲載した作品は、右ボタンからお進みください。

 

※ 2022年1月は、都合によりお休みしています。


第8回(2021年12月)

課題テーマ「イルミネーションおよび夜景

 「イルミネーションと月が面白く撮れない」

~ ペンネーム:D7 ~

 

 イルミネーションを前ボケにして月を撮りましたが、月が白飛びしてしまいました。

 面白いのが撮れた!と思ったのですが、PCで見てがっかりでした。

 マイナス補正が足りなかったのでしょうか。 

 また、ISOを自動にしていたので、高くなり過ぎたかも知れません。

 【写真データ】

   シャッタースピード:1/2000 s、 F ナンバー : f/2.8、  ISO: ISO 1600

   露出補正値: -2.67 EV、 測光方式: 分割測光、レンズ焦点距離: 200mm 

   ホワイトバランス詳細:晴れ

【写真1】
【写真1】

 

 

【鷹野先生のコメント】

 確かに月の露出が明るかったです。面白い狙い方なのに前ボケのイルミネーションに紛れてしまいますね。

 もう少しアンダーにして月の表面の様子がわかると、「イルミネーションの向こうで輝く月」というとても印象的な写真になったでしょう。

   

【私ならどう撮るか】

D7さんの写真を画像処理で暗くしてみました(添削1)。月の表面が少し出てきましたが、全体も暗くなったことでイルミネーションの色も変わりました。

 縦位置(添削2)もあると思いますので、ご参照ください。  

 私は月を撮影する時には露出モードは「マニュアル」にしてブラケットで撮影します。

【添削1】
【添削1】
【添削2】
【添削2】


 

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